母になる

今クール、日本テレビ水曜日22時からの『母になる』

 

3歳の時に誘拐されて失踪した息子が

9年ぶりに見つかり一緒に暮らし始めます。

見つかった息子は辛い生活を送っていたわけではなく

別の"ママ"に愛され、彼女を慕って育っていました。

(因みに犯人は子どもの安否を黙ったまま犯行直後に自殺)

育ての母は犯人とは無関係で

偶然子どもを保護しただけなのですが

当時、心身共に傷ついていた彼女はその子に癒やされ

この子の母になろうと決めます。

そして数年後、不幸にもストーカーに狙われた女性は

息子を巻き込みたくないが故に安全な施設に預け

自分が罪を犯してしまいます。

女性は2年の刑に服すのですが

彼女が息子へ宛てた手紙の内容から

その親子関係に不信感を抱いた児童福祉司の働きで

息子の身元が判明し主人公の元に戻って来ます。

 

見つかった時には思春期真っ只中の息子と

心がすれ違いながらも母になろうと懸命な主人公。

"ママ"として他人の息子を育ててきたけれど

本当の母親の登場で息子を諦めなければならない女性。

ふたりの母の愛情を描くドラマです。

 

『八月の蝉』や『Mother』と同じタイプです。

違うのは主人公が実の母親で

子どもが中学生の男の子。

この頃の男子は難しいわ。

何が地雷か分からなかったりするし・・・

 

父親とは普通に接するのに

母親には冷たい態度をとるんですよ、この息子。

産みの母親の存在に戸惑っているのか

自分の母は"ママ"だけだって抵抗なのか・・・

そして、やっと心をかよわせ始めたかなぁと思ったところで

育ての母が息子を諦めきれずに近づいてくるのよ~

そっとしておいてあげて~

でも、でも、育ての母の愛情にも一点の曇りもないから

責められない・・・

答えの出ないドラマですわ。

 

みんなが幸せになるって陳腐な結末は嫌だけど

納得いくエンディングってあるのかしら・・・